プレヤ

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神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。
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私たち人間はだれかと共に生きていくうえで、
他人の言動を見て何かを思い、これはよくないなとかこの人のこういうところがいいなとか、
そうやって自分の中のものごとの考え方やふるまいとズレをある程度認識して、少しずつ変えていきます。
同じように、そのとき思ったことと同じようなことを、
自分の言動を見ている他人も同様に思っており、それもまたその人にわずかながら影響を与えていきます。
程度の差はあれ、そうやって自分も他者もそのことに気づいてメタ認知をして、人々はバランスを取っていくのだと思います。

何気なくこの社会を生きているだけでも、
うまくいくことよりも「どうしてこの人はこうなんだろう」とぶつかることが多いです。
しかし結局は他人であり、簡単に変えられることではなく、答えのない自問自答にぶつかってしまいます。
一番手っ取り早く、状況を変えられるのは自分自身の思考やふるまいを変えることなのです。
そして自分が変わるというのは、「相手がそうしたくなるように寄り添う」ことなのだと思います。


答えのない自問自答に、ささやかな力強さと祈りを。
『プレヤ』、宜しくお願いいたします。